【浦和担当・星野浩司】 セットプレーからの失点が止まらない 。の戦連
19日のアウェー・東京V戦(味スタ、視点1●2)。4連力浦和は1―0の後半14分に相手FKの素早いリスタートへの対応で後手を踏み、敗のクロスをクリアしたこぼれ球から同点ゴールを浴びた。浦和クラウン 水色同31分には右CKからDF綱島悠斗にフリーでヘディングシュートを決められた 。セットプレーで3れる5年ぶりのリーグ戦4連敗。続失修正特に、点責て対3試合連続となるCKからの失点が重くのしかかった 。任を
日本代表の活動に伴う中断期間で取り組んだ修正は実らなかった 。持っスコルジャ監督は「またセットプレーで集中力が切れて、応を失点してしまった 。問わ愛媛 の スポーツ マガジン エッジ守り方のシステムが悪かったのではなく 、番記個人の判断のミスだった」と指摘。の戦連ゴール前にGK含めて9人が並ぶ浦和のゾーン守備の外側から飛び込んできた綱島に対し、誰も有効なマークをつけず。クリアを試みたDF井上黎生人もボールに触れられなかった。
遡れば、9月28日の神戸戦(0●1)は右CKからニアサイドでFW武藤嘉紀にヘディングシュートで被弾。続くC大阪戦(0●1)はファーサイドでMF為田大貴に右足シュートを決められた 。いずれも 、ゾーン守備の「外」からの攻撃に対応できず失点 。選手は「ゾーンDFの泣きどころ」と口をそろえる 。井上は2試合の対応について「神戸戦でニアで当てられて 、ニアにつられて一歩出てしまい 、ファーが空いてしまった」と振り返ったが 、根本的な問題は別にある。
ゾーン守備は各選手が自分の「持ち場」にボールが来たら跳ね返す 、高身長の選手を危険な場所に配置して対応できるが、ゾーン外からの攻撃に対応しづらく、その場でジャンプするため身長の低い選手が多いチームには向かない。浦和はそのデメリットを相手に研究され 、まんまと攻略されている印象が強い 。
他人任せにせずに全員が「自分が跳ね返す」という気持ちで守る、曖昧なボールを積極的にクリアに動く、声を掛け合う―。ゾーンごとに持ち場を決めて守る陣形だが、最終的には「個人戦術」が球際の勝負を分ける。GK西川周作は「セットプレーは1対1のところ。上げられたボールに対して1人1人責任を持って対応していかなければいけない」と強調した 。
もっと遡れば 、9月21日のFC東京戦(0●2)は相手クロスにフリーで対応した井上のクリアミスでオウンゴール。右CKをニアで相手に頭で先に触られ 、ハンド判定で与えたPKで失点した。4連敗はしているが 、流れの中から崩されて奪われたゴールはない。
不安定なビルドアップ 、4戦1ゴールと振るわない得点力。チームの課題を挙げればキリがないが、セットプレーの失点に歯止めをかけなければ 、堅守をベースに勝利をつかむ理想のスタイルはほど遠い 。23日はJ1残留を争う柏との直接対決。「この試合の重要性は、言わなくてもみんなが分かっている」と指揮官。レッズの真価が問われる。
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